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私の辛い体験談

私は現在20代、大学生の女です。

私の初恋は小学校四年生の時でした。
彼はクラスの中でも背が高く、とても短距離の速い男の子でした。


特に足が速いというのは小学生にとってはとっても大事なステータスで、彼はクラスでも1,2位を争う人気な男の子でした。
私は彼と習い事が一緒だったり、班が一緒の期間が長かったりで、クラスの中では彼と仲は良い方だったと思います。


当時の私には大親友と言える女の子がいました。
その子はとっても美人で、流行ものに敏感で、皆に好かれるとっても素敵な女の子でした。


字も綺麗でイラストも上手、私の憧れの女の子でした。
彼女もまた、私とは違う習い事で彼と一緒でした。
私の学校はクラス替えが一回で、4~6年までを同じクラスで過ごしました。
つまり、彼と彼女とは三年間同じクラスだったんです。


四年の時は私が一番彼と仲が良かったのに、彼はいつのまにか人気者に……。
「○○ちゃんって彼のこと好きらしいよ~」とか「好きな人聞いてきてよ~」なんて良く言われるようになりました。


「私も好きなんだけどな……」とは小学生ながらとても言えず、「分かった~」と答えていました。
正直、本人に聞くまでも無く私には彼の好きな人が分かっていました。

私の大親友の彼女です。

 

二人は良く話すような間柄ではありませんでしたが、偶に話すと二人ともなんとなくソワソワしたようすで、全力で照れているのが分かるんです。
「両想いなんだろうな~」と思ってたんですが、ある日彼女から「彼のこと好きなんだ~」と伝えられました。
「言っちゃった~!」なんて顔を真っ赤にして照れている彼女はとっても可愛らしくて、ちょっと悲しかったけど応援しようと素直に思いました。

 


二人でしていた交換ノートにも彼の話が増えました。
それからすぐに「彼女のこと好きなんでしょ?」と彼に聞きました。
彼は誤魔化すでもなく素直に「うん」と顔を赤らめながら答えました。
私は双方に「両想いだよ」ってことをそれとなく匂わせて、二人のことを見守ってました。


二人ともなんとなくは気付いていたと思うのですが、改めて伝えられるとどうして良いか分からないらしく、それまで以上にドキドキした雰囲気が伝わってきました。
小学生ということもあって、二人は特に付き合うでもなく卒業しました。


私も二人との関係は無くなりその後他に好きな人が出来たんですが、今でも時々「なんで私じゃダメだったのかな」とか、「彼女に私の気持ちも言った方が良かったのかな」とか、思い出すことがあるんです。


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